2011/11/08

『三銃士』-20 きゃーっ 三銃士さーん

祐一郎のインパクトで朦朧としてる後のシーンは、カレーの宿でダルタニャンとミレディが対決。無駄に(・・・)首飾りが入った箱をあっちこっちとしていたけれど、奪ってすぐに中身を見ないなんてこと、納得できません~ だって、自分の自由を保障するものなのに、猊下にみせるまで確認しないなんて! 女をバカにしてるのかのう?



で、望みを絶たれたミレディがあんなことしちゃうのよ・・・ ううむ。



■今日がその日♪



とはいえ、三銃士さんたちのカッコ良さが久々に舞台に弾けたこの場面。ふふ、銀橋のはしっこに陣取って、キメポーズでした(よね・・・? 何だか記憶がうすボンヤリ)
駆け抜けろ夜を越えて♪ 全てがいま瀬戸際~♪
駆け抜けろ風になって♪
決めろ、今夜~♪



フレーズの語尾にあたる箇所、4人の力強いハーモニーが躍動してて、きゃーっ!! 持ってないけど、うちわとか・・・名前入りボードとか、その手のキラキラしたものを持って聞いていたいような気分でした。
目標に向かって、うぉー!ってなってる男子はいいですねぇ



8/25と26を観たのですけど、25日はじーっと観ていた客席。26日はお祭り気分が盛り上がっていたため、ここで大拍手でした。いやー、他の日はどうだったのかな。
シーン的には、千秋楽でなくても、拍手しちゃっていいと思ったわー。



拍手する私も、乗っていい気分だったんだけど、カテコでさとしさんも楽しかったって言ってましたものね~



私としては、このアラフォー銃士さんたちの美声をもっと聴きたかったー。だってこのメンバーで!これだけだなんて、もっともっとーって思うよー。
じゃ、何を削ればいいのかって考えると、難しい。祐一郎のとこは外せないし、女性たちのデュエットもステキだった。
あ、ダルタニャンなしにするとか・・・ あー、それならいいな、番外編でアラフォー編をつくればいいのだ


思いっきり盛り上がり、ダルタニャンもこれでコンスタンスも大喜び!と笑顔なのところに、ものすごいショックな展開。


ミレディはキイキイ怒って、愛に包まれて輝くコンスタンスを毒殺。現場を三銃士に押さえられ、逃げ道を失ったミレディは投身自殺。がーん、がーん。いきなりなんで、こんな悲しいことに??


とことん、女性が幸せになりにくいお話でござる。
ただ、ミレディの最期の場面の舞台がキレイでした。光の具合とか、セットの雰囲気が。


あの夏はどこに♪ ミレディが過去を思い出しながら、アトスに向かって歌う曲。ここに至って、やっとなぜリシュリューのために動いてるのかに気づいたらしいアトス・・・ もう、にぶちーん!
ミレディが痛々しくて、あまりに切ないのだけど、いいデュエットだった。


全体的にはおふざけOKな演出でありながら、物語の筋だけ見れば、ラストに向かう流れがけっこうシビアなんですよね。このあたりのバランスが、2公演を見ただけの私にはうまく取れなかったです。笑った後に、自殺されては・・・ドキドキして疲れました。


何でこんなことに!


って、ダルが叫んでたと思うのですが、私もだよう。善を信じる頑固な意思が銃士には必要だとポルトスが諭してて、銃士って辛い任務ねと思ったわ。
銃士を好きになっても、ひどい目にあう可能性大かもだ。


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