残るは
『RENT』 「Seasons of Love」
『ダンス・オブ・ヴァンパイア』 「抑えがたい欲望」 山口祐一郎
『ダンス・オブ・ヴァンパイア』 「Act2 フィナーレ」
これだけだったのに、すごい存在感だったレントからの伯爵さま
■「Seasons of Love」
祐一郎以外の出演者の方たちが、ワンフレーズずつ歌いながら中央から登場。
そもそも、この歌が胸を打ちます。歌詞と物語で使われる流れを思うと、この劇場にこうして集ったことも、LOVE。素晴らしい思い出、ひとつ。じーん。
重ねて、この曲をメインで歌ったアッキーの声! まさにソウルフル・・・・(MJみたいな声で歌ってたよ) アッキーのキラキラした歌声に、カズさんの声が支え、今さんの声がさらに支え。
歌がうまいって、こういう感動を呼ぶよね。何て幸せなんだ!
と、胸がいっぱいになってました。
祐一郎いないんだなー、次?
とか思ってたら、「Seasons of Love」が終ったときに幕が一度すーっと降りたのですね。この曲でラストなの?? と、悲鳴上げそうになった暗闇のなか。
(知ってた方と知らなかった私みたいなのが入り混じってた会場。闇のなか拍手が続く)
■ 「抑えがたい欲望」
すすーっと幕が上がりました。薄暗いステージ上には、ロング丈のコートを羽織った祐一郎が。聞き覚えのあるピアノのメロディが流れ、演出の意図を見たとき、
ウワワワーン、泣・・・
(伯爵さまが涙でにじんで見えない!)
でもって、この曲にも私は勝手に思い入れがあるのです。
永遠という時間を持った孤独なヴァンパイアの姿が、孤高の存在である祐一郎の孤独を想起させ、結果的に、伯爵の心の奥底を垣間見るこの歌が、祐一郎の孤独の発露のように思え、さらに胸が苦しくなるのだった。
帝劇のタイトルロールを長年担ってきて、若手の成長もありつつ、ファンの期待もあり。ね、もう、孤独だろうよ!と思ってしまうわけですよ(実際のところは分からない)
もう祐一郎でないのかと思わせての、この曲だったもので、もう涙腺崩壊で、思う存分、笑顔なのに泣いてきました。
嬉しくて、苦しい。
それから、伯爵さまを歌う祐一郎の声がいい調子だったのも、嬉しいの原因ですね。ヨシ、ほんとにコレ再演いけるから!
■『ダンス・オブ・ヴァンパイア』 「Act2 フィナーレ」
泣いてたところに、ズドーン♪の音楽がきて、祭りの雰囲気へとガラリと変身。祐一郎伯爵は舞台の中央で楽しそうに見渡しており、他の出演者のみなさまが通路へと。
涼風さんまでが客席降りされてるのをみて、これまた勝手に祐一郎おかえり大サービスだなぁと嬉しくなってました(涼風さん降りなさそうって誤解?)
ひさーーし振りの、手拍子。脳裏には華麗にターンする圭吾さんが見えたり、大きな手で拍手してる浦井くんが見えたり。
スタンディングはしなかったけれど、席で踊りました。
何度もカーテンコールがあって、ああ、楽しい楽しい。
ヒューヒュー言ったよう! 良かったですー!
幕が降りきる最後まで手を振り振りしてたのは、アッキー。かわいい・・・・
お父さん的存在であるらしい、とか、自称おじいちゃん発言の祐一郎だけど、こうして舞台にもどってきた姿を見ると、若手といいバランスを取りつつ、俺も前線に立ってるぜなのだった。
いい意味の余裕なのだろうか。だけど、余裕かましつつ、日々努力してるに決まってるよね。
おかえりなさい、祐一郎。
はじめまして、まっくと申します。このクリコレの一連の記事を拝見しながら、自分が観た1月11日のステージを脳内再演していました。(キャストは一部違ったのですが)ついに終演を迎えて胸熱です。
返信削除山口さんもあっきーも他の皆さんも本当に素晴らしく感動でした!
まっくさま、コメントありがとうございます。
削除地方公演もみなさま元気に務められたようで、良かったです。
体の血が沸騰するような感激を味わいました♪
少しオヤスミですが、次の公演が決まっていることの嬉しさよ・・・! と楽しみに春を待ってます。
再びごめんなさい。
返信削除あの伯爵のロングコート、織りの入った豪華な生地、腰から裾への綺麗なドレープ、感激しました。
ああいう衣装を着こなすにはまず長身、そしてその佇まい、何より、祐さんの孤高さがピッタリはまっていて、涙なしには見られませんでした。
おおー、私、お顔にばかり気がむいていて、
削除織りまで気づけませんでしたよ!
確かに、高めの腰位置できゅっと締まって、あとは床ギリギリまでスーッと落ちるきれいなシルエットでした。
寅さん衣装との違いがありえないくらい素敵~♪
あのお姿を3Dプリントして売ってくれたら買うのに・・・
「抑えがたい欲望」を聴くとき、まさに私も同じこと考えてました。。
返信削除孤高の存在
(全くもって賑やかに暮らしてるたりする、、それもあり!?ああこの謎がこの大きい方の不思議な魅力の一因でしょうか)
笑顔で歌われてたのがよけいに胸にきまして~
せつないっ!という感情が常にわいてきます
あ、、また思いだした
再現ありがとうございましたー
かなりあやしい記憶が鮮明に^^
そうなのですよね、私生活が謎すぎて(笑)
削除そこが素敵。
ちゃんと日常生活で出来そうなのに、生活感がない不思議さです。
ペンを持つ手が美しかったので、きちんとした方なのねーと思ったことがあります。