2015/12/30

MUSICAL BOX 2015 in WINTER Act.1

石川禅/田代万里生/柿澤勇人
@赤坂ACTシアター 12:30開演
年の瀬の日帰り・・・ハード(体力的にもお財布的にも)でしたが、行って良かった! 
お歌は上手なので耳が幸せなのはもちろんのこと、
・いちいち可愛いすぎる51歳石川禅さん、
・しゃきっとソツなく司会してたと思ったら最後にやらかした可愛すぎる万里生、
・全然2階席みてくれずちっちゃくなりながら一生懸命歌って踊ってくれたかわいすぎるカッキー。

ありがとうありがとう、ほんと素敵でした。

■選曲
入場時に渡されたのですが誰が歌うかは記載ないので、開演まで誰かな?と楽しみでした。半分くらいしか当たってなかった。

大曲(カロリーが高いという意味、内容とか声量とか)と小曲のバランスが良く、作品もディズニーからホリプロさん主催から、東宝までと、こちらもバランス良く。

持ち歌じゃないものをお互いに歌ったりしてたので新鮮だったし、その方でも公演見たいなぁと思わせる出来でした。

■アレンジ
ジャズ風にアレンジしたものがいくつか。それがとてもシックで、タキシード着た禅さんが「(M7)星に願いを」をやさしく歌ってくださったときに、飛行機代の元は取れましたーっと確信。素敵だった。

かと思えば、5名のバンドだったにもかかわらず(今のキーボードってどんな音でも出せるんだねー)ここは帝劇かというような音まで。例えば(M8-9)レミゼの3曲、「(M15)闇が広がる」など。

M1 Seasons of Love「RENT」
3人がタキシード姿で登場。禅さんがグレー、万里生がベージュ、カッキーは白。
2階で聴いてたのですが、すごい音割れでガガーンとなった。ソロなら耐えられてるものの、3人の声が合わさるとすごい響きすぎて酷い。音量絞ってはいけなかったんだろうか・・・会場のせいなのか、とにかく酷い音で、この先ずっとこれだったら泣きます、とドキドキ。

M2 君住む街角「マイ・フェア・レディ」
禅さん
合間に「ミュージック!」と叫んでバンドさんに合図したり、アレンジがジャズ風。このとき、私の脳裏では禅さんの動きは井上順(若い人はググってください)にしか見えぬ事態発生。ちょっと腰が引けてるとこと、背中がちょっと丸まる姿がー。
大人の余裕って感じで歌って去っていった。

M3 なんてラブリー ~朝までの恋「エニシング・ゴーズ」
万里生
落ち着いた曲だった(エニシングゴーズちゃんと知らなくて)が、タキシード万里生
の首筋から肩のラインとか腰のあたりが、いつものように私をドキドキさせる。
いい声。
さっきのM1、音が割れたのはあれだけかな? と気持ちも持ち直す

M4 Wig in a Box「Hedwig and the Angry Inch」
カッキー
すっばらしいヘドウィグ! 白いタキシード姿なのに、二重映しのようにヘドウィグの衣装で踊る姿が目に浮かぶ。
手の動き、ウィッグ載せて♪のときの仕草、すべて完璧。ぴょーんと横っ飛びしたり。
もちろん、歌声も乙女入ってて、あなた何て子だ! 勇人恐ろしい子・・・・!!
すごいなぁ すごいよ。
年末なのよう!もりあがってー! と最後に叫んで。

MC:禅さん、万里生、そしてゼェゼェ言いながらカッキーの順で自己紹介。
アンコールありがと、とか禅さんカッキーに言う。全力出しちゃったカッキー、しばらくうな垂れており。
・一年があっという間だ!と若手と禅さんで言い合い(君たちよりずっと早いんだぞと禅さん)
・一年を漢字一文字で表すと。
禅:続(お仕事が続いているのが有難いことだとか)
万里生:寧(去年のケガがありウォーミングアップや体調管理に気を使っていた)
カッキー:海(海外スタッフと作ってきたデスノート、海辺のカフカで海外公演)

ケガの話をうけて、禅さん。きちんと治さないと40代とかに出てくるんだよー、むち打ちでウッ(いい体の動き付き)てなって・・・

M5 ゴー・ザ・ディスタンス「ヘラクレス」
万里生
歌いあげ系。気持ちよさそうだ。万里生は年齢以上に、堂々と歌いますね。

M6 自慢の息子「アラジン」
カッキー
ぴったりじゃー。これ他には芳雄くんVer.しか知らないんだけど、本役ならカッキーにはぴったり! 
カッキーの声は、さわやかで、ほんの少し寂しさがあるんだなー。たまらん。
四季の「春のめざめ(2009年)」を見た日のメモにも、柿澤メルヒオールが「青年らしい透明感に切なさと真剣さが混じってて」「応援する」と書いてた私。ふふふ。

M7 When You Wish upon a Star「ピノキオ」
これを聞いて、飛行機代の元は取ったと思った(諭吉4人くらい) 禅さんは、聴かせる技が秀でて。大人の余裕。
ささやき声、やさしく響く低音、美しく広がる高音。
こんなやさしいささやき声、なかなかミュージカル作品では聴けない。来てよかった(涙)アレンジも素敵だったー。

やっぱりミュージカル界は禅さんをもっと活用すべき! うっかりなんでも出来てしまうからクセのある脇役とか多くなりがちなんだろうけれど、真正面から禅さんの良さを使った作品をー! ホリプロさーん!

MC:禅さんがお話、TDL開演時「18歳!」万里生くんは「その年に生まれました!」と言ったと・・・
ディズニーランドのエンタテインメントの完成度の高さを褒め、自分もエンタテインメントに携わる者として、目指したいと。
時間がたつのがあっという間、そんなものを見せたい、と。

M8 夢やぶれて「レ・ミゼラブル」
万里生&カッキー
おおお、も、妄想が広がる二人の並び。万里生はふつうにすっとしてたんだけど、カッキーは先ほどの印象が強く何だかまだ女性っぽいような。あ、歌い方も女性っぽくしてたな。何でカッキーはいちいち艶っぽいんですか。
お二人のデュエット、面白いパートわけしてて、うまく言えないんですがサブになるほうが高音パートだったり、それがお互い行き来してたりで、む、難しそう・・・
でも美しさを保っててすごい。

M9 カフェ・ソング「レ・ミゼラブル」
禅さん
一度見たことがあるんだっけ・・・あ、2007年に見てました。
泣けちゃう。泣いちゃう。ここは帝劇。
旧演出で、禅マリにまた会いたいよう、えーん。
深みが違うわね。

M10 民衆の歌「レ・ミゼラブル」
ラマルクの死・・・から始めるアレンジが新鮮。
センターに禅さん、左が万里生、右はカッキー。

役に入ってるっぽい禅さんといつでも堂々たる万里生は胸を張って、高らかに革命の歌を歌い上げる。が、カッキー??? 歌声は堂々としてるんだが、ずっと下向いてるの!どうした、腹痛か?(違います)

どうやらただ歌うのはちょっと戸惑ってる模様。ここも振り付けてもらえばOKってことですね。さっきヘドウィグで自由に踊ってたのと同じ人とは思えないわー。

歌声かっこいい度でいえば、StarSさん越え・・・ あれは目的が違うから、うん。禅さんたちユニット名つくればいいのになー

え、もう?とあっという間に前半終わってしまった。

0 件のコメント:

コメントを投稿